テニスのサーブが試合で入らないときは?遅くてもいい、下からでもいい

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試合の1ゲーム目。練習ではふつうに入っていたサーブが、急に入らなくなる。

この記事で伝えたいのは、そのサーブは壊れていないと思う、ということです。試合中は、遅くしてでも、下からでもいいので「入れる」ほうを選ぶ。私がそう考える理由と、その場でできることをまとめます。

私は学生時代から20年以上テニスを続けています。部活の顧問を5年間して、初心者だけのチームを1年で県3位まで指導したこともあります。それでも、試合ではとても緊張するほうです。

結論:試合でサーブが入らないときは、この3つ

  • ファーストサーブ(1本目のサーブ)が半分も入らないなら、スピードを落としてでも入れる
  • それでも入らないなら、下から打つサーブ(アンダーサーブ)でもいい
  • 試合中に自分を責めない。反省は試合のあと

試合で緊張すると、サーブの入れ方が分からなくなる

私には、こんな経験がたくさんあります。

  • 本番になると体がガチガチで、思うように打てない
  • サーブの入れ方が、急に分からなくなる
  • ラケットを振り切れない
  • 朝の練習では打てたのに、試合になると打てない

2021年には「緊張は減ってきたけれど、特に1回戦はより緊張する」と書いていました。

試合が終わったあとは、ふつうに入る

ふしぎなのは、試合が終わったあとです。

試合が終わったあとに練習すると、いつも通り打てます。むしろ調子が良いように感じることさえありました。

ということは、サーブの打ち方そのものが壊れたわけではありません。変わったのは、試合という場面のほうです。

なので私は、試合中に打ち方を直しにいくより、今の自分でも入るサーブに切り替えるほうがいいと考えています。

ファーストサーブの確率が半分以下なら、スピードを落とす

私が2021年から書いてきた目安は、これです。

ファーストサーブが2本に1本も入らないなら、スピードを落としてでも入れる。

リターンする側(サーブを打ち返す側)の気持ちで考えると、分かりやすいと思います。私は相手のセカンドサーブ(1本目を外したあとの2本目)なら、リターンでめちゃくちゃ攻めようと思います。

1本目を外すと、私のようにリターンで攻めてくる相手には、攻められやすい2本目を打つことになります。それなら、少し遅くても1本目で入れたほうがいい、と私は考えています。ダブルフォルト(2本続けてサーブを外して、ポイントを失うこと)も減ります。

この考え方は、こちらの記事でくわしく書いています。

それでも入らないなら、下から打つサーブ(アンダーサーブ)でもいい

部活の顧問をしていたころ、初心者だけのチームで、初めての試合に向けてセカンドサーブの練習をしました。

目標は、すごいサーブではありません。下からでもいいので、確実に入るサーブです。

当時の私は「2本とも下から打つことは恥ずかしいことではない」と書いています。

下から打つサーブ(アンダーサーブ)は、ルールでも認められています。ボールが地面につく前にラケットで打てば、上から打っても下から打っても同じサーブです(アメリカテニス協会の回答)。

上から打つと入る気がしない日は、下から打つという選び方を持っておくだけで、気持ちが少し楽になると思います。ただ、ふだん練習していない打ち方を本番でいきなり使うのは、それはそれで緊張すると思います。練習のときに何本か打っておくのがおすすめです。

ダブルスなら、ペアに先に言っておく

今の私は、ダブルスが中心です。

ダブルスでは、サーブの速さやコースをペアに伝えておくのがいいと考えています。前にいるペアは、サーブの速さやコースで、ボレーに出るかどうかを決めるからです。

なので、入らないと感じたら、ゲームの合間に「遅めで入れるね」とひと言伝えておくと、ペアもその前提で動けます。黙ってスピードを落とすより、そのほうがペアも助かると思います。

試合中に自分を責めない。反省は試合のあとで

ダブルフォルトが続くと、つい自分を責めたくなりますよね。

でも、反省は試合のあとでもできます。その試合に勝つことは、試合中にしかできないと思います。

初心者だけのチームの初めての大会でも、私が一番伝えたのは「絶対に緊張するから、まず真ん中でも良いから頑張って返そう」でした。これはストロークの話ですが、サーブも同じです。コースは狙わず、サービスボックス(サーブを入れる枠)の真ん中でいいので入れる。それで十分だと思います。

試合の緊張そのものを減らすには、試合に出る

その場でできることとは別に、緊張そのものを減らす方法も書いておきます。私の答えは、たくさん試合に出ることです。

高校生のときは毎週のように試合に出て、3年かけて試合へのプレッシャーを減らせました。ところが大学の部活は、一般の大会に出るのが禁止でした。毎日5時間以上練習していたのに、試合が減ってから、どんどん緊張するようになりました。

私の場合、練習の量だけでは試合の緊張は減りませんでした。小さな大会でもいいので、出られるときは出てみてください。

緊張についての話は、こちらにもまとめています。

よくある質問

試合でサーブが入らなくなるのはなぜ?

理由は人それぞれだと思います。私の場合は、試合のあとに打つとふつうに入るので、打ち方ではなく緊張が大きいと感じています。

下から打つサーブ(アンダーサーブ)は反則じゃない?

反則ではありません。ボールが地面につく前にラケットで打てば、下から打ってもサーブとして認められています。

サーブの練習は、ふだん何をすればいい?

力の抜き方やトスの上げ方は、こちらの記事にまとめています。

まとめ:試合で入らないサーブは、壊れていない

  • 試合のあとにふつうに入るなら、サーブの打ち方は壊れていない
  • ファーストが半分も入らないなら、スピードを落としてでも入れる
  • それでも入らないなら、下から打つサーブでもいい。2本とも下からでも恥ずかしくない
  • ダブルスなら、遅めに入れることをペアに先に伝える
  • 反省は試合のあと。緊張そのものは、私の場合は試合に出るほど減っていった

試合のあとに打ったら、ちゃんと入る。それなら、あなたのサーブは壊れていないと思います。次の練習で、遅いサーブと下から打つサーブを何本か打っておいてください。