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テニス肘になると、ラケットを握るたびに肘の外側が痛みます。
私はテニス肘に何度かなっています。サポーターも使っていて、つい先日までつけていました。私にとってサポーターは必須です。
つける場所は人それぞれですが、私の場合は痛いところより肩側につけたほうがよかったです。
この記事では、テニス肘のサポーターの効果と選び方、つける位置、サポーターと一緒にできることを、テニス肘に何度かなった立場からまとめます。
※私は医師ではありません。痛みが強いとき、何週間も続くときは、整形外科で診てもらってください。
結論:テニス肘のサポーターは負担をやわらげる助けになるとされる。ただ位置は人それぞれ
- テニスが原因のテニス肘には、テニスエルボーバンド(肘用のサポーター)は効果があるとされている
- ただし、効かない人もいる
- つける位置は人それぞれ。私は痛いところより肩側がよかった
- サポーターだけに頼らず、ストレッチ・冷やす/温めるも合わせる
テニス肘とは
テニス肘の正式な名前は「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」です。
手首を手の甲側に持ち上げる筋肉が、肘の外側の骨にくっついています。その付け根に負担がくり返しかかることで、痛みが出ます。
- 手首を手の甲側に反らすと、肘の外側から前腕が痛む
- 物をつかむ、ドアノブを回す、タオルをしぼる、といった動きでも痛む
名前に「テニス」と付いていますが、テニス以外の仕事や家事でもなります。
テニス肘サポーターの効果
日本整形外科学会と日本肘関節学会がまとめた、患者向けのガイドブックがあります。そこでは次のように説明されています。
- テニスエルボーバンドは市販されていて、手軽な方法
- テニスなどのスポーツが原因のテニス肘には効果がある
- スポーツ以外が原因のテニス肘にも有効なことが知られている
- ただし、人によっては効果がないこともある
私にとっても、テニス肘のときのサポーターは必須です。
テニス肘サポーターをつける位置
テニス肘用のサポーターは、肘のまわりではなく、肘の少し下の前腕に巻くバンド型が中心です。前腕の筋肉をバンドで押さえて、肘の付け根にかかる負担をやわらげるしくみです。
まずは、買ったサポーターの説明書にある位置を基本にしてください。製品によってパッドの位置や形が違います。
私は「痛いところより肩側」がよかった
ここからは私の経験です。
私の場合は、痛いところより肩側につけたほうがよかったです。
つける場所の合う・合わないは、本当に人それぞれだと思います。説明書の位置でつけてみて、しっくりこなければ、少しずつ位置をずらしていちばん楽なところを探してみてください。
- きつく締めすぎない(手がしびれる・指先の色が変わるならゆるめる)
- 打っている間にずれていないか、休憩のたびに確かめる
テニス肘サポーターの選び方
ガイドブックでは、テニスエルボーバンドは大きく幅が広いタイプとせまいタイプの2種類に分けられています。
| タイプ | 特徴 | 向いている人(目安) |
|---|---|---|
| 幅がせまいバンド | ポイントで押さえる。軽くて動きのじゃまになりにくい | 打つ感覚を変えたくない人 |
| 幅が広いバンド | 広い範囲を包む。安心感がある | 痛みが広い・しっかり押さえたい人 |
※特徴と向いている人は一般的な目安で、ガイドブックの記載ではありません。
選ぶときに見ておきたいのは次の3つです。
- 締め具合を自分で調整できるか(面ファスナーで締めるものが多い)
- パッドの位置が分かりやすいか(毎回同じ場所につけやすい)
- 汗で蒸れにくいか(テニスは長くつけるので)
定番のテニス肘サポーター
スポーツ店でもよく見かける、名前の知れた定番です(私が使っているものとは限りません)。合う・合わない、効き目の感じ方には個人差があります。
ザムスト エルボーバンド
バンテリンコーワサポーター ひじ専用
サイズがあるものは、メーカーのサイズ表で「どこを測るか」を確かめてから選ぶと失敗しにくいです。
サポーターと一緒にできること
サポーターは負担をやわらげるものです。同じガイドブックでは、自分でできることとして次のことが挙げられています。
ストレッチ
手首を手の甲側に持ち上げる筋肉のストレッチは、症状をよくするのに有効とされています。
- 痛いほうの腕を下に向けて伸ばし、肘を回して手のひらを後ろ側に向ける
- その形のまま、手首を手のひら側に曲げる
- もう一方の手の親指と人差し指で中指の先をつまみ、手首がより深く曲がるように引っぱる
- 痛みが強くなるところまではやらない
冷やす?温める?
ガイドブックでは、次のように説明されています。
- 痛くなってすぐの時期で、さわると熱っぽいとき → 冷やすと痛みが軽くなる
- 痛みが何か月も続いている時期 → 温めたほうが痛みがやわらぐ
筋トレは痛みが落ち着いてから
痛みが長引いている時期には、前腕の筋トレも有効とされています。ただし、痛みが出たばかりの時期や、痛みがあるときにはやりません。
よくある質問
サポーターをつければテニスを続けてもいい?
サポーターは負担を軽くするものですが、治すものではありません。痛みが強いときは休むことも大切です。続けるかどうか迷うときは、整形外科で相談してください。
テニス肘サポーターは日常生活でもつけていい?
ガイドブックでも、スポーツ以外の場面でもバンドは有効なことがあるとされています。ただ長くつけっぱなしにすると締めつけが気になることもあるので、きついと感じたらゆるめるか外してください。
何度もテニス肘になるのはなぜ?
同じ筋肉の付け根に負担がくり返しかかると、また痛みが出ることがあります。私も何度かなっています。くり返すときは、整形外科で一度相談してみてください。
まとめ:サポーターは位置を試して、自分の場所を見つける
- テニスが原因のテニス肘には、テニスエルボーバンドは効果があるとされる(効かない人もいる)
- 位置はまず説明書どおりに。合わなければ少しずつずらす
- 私の場合は痛いところより肩側がいちばん楽だった
- ストレッチ、冷やす/温めるも合わせて。痛みが続くなら整形外科へ
ケガを防ぐ習慣については、こちらにまとめています。
道具の手入れも見直したい人は、こちらもどうぞ。
参考:日本整形外科学会・日本肘関節学会『肘が痛い方のために 診療ガイドラインに基づいた上腕骨外側上顆炎(テニス肘)ガイドブック』(Minds ガイドラインライブラリ掲載)
