本ページはアフリエイト広告を利用しています。
ダブルスで雁行陣同士のテニスの時、前衛が動けるかで展開が変わります。
でも
どう動いたら良いか分からない…
つい後ろのペアを見ちゃう…
こんな前衛の悩みって結構あります。
本記事の『試合中何処を見るか』これを知ればお悩み解決につながります!
今回の記事を読めばどう動くべきなのか、どのタイミングでポーチに出るのか、見ないでペアの事を知るにはどうしたら良いか分かります。
状況によって変わる見るべきポイントや見てどう動くかを詳しく解説していきます。
テニスにおいて見ることはとっても大事。
ダブルスにおいて前衛の動きで試合の流れは変わります!
これを実践するだけであなたの前衛スキルが格段にレベルアップするのでぜひご一読を!
Twitterでも毎日テニスの事を発信しているので、良かったらそちらもフォローをよろしくお願いします。
雁行陣同士の試合はどこを見るか
ダブルスの試合になると、どうしてもペアやボールをよく見てしまいがちですよね。
ペアがどこにいて、どんな球を打ったのか気になって後ろを振り返る前衛を見かけます。
ダブルスの雁行陣において前衛は相手後衛にプレッシャーを与えて自由に打たせないことと、相手前衛のポーチに備えて守ることが大切です。
そのためには、しっかりと相手の動きを見る必要があります。
ペアやボールばかりを見ていては相手の次の動きが見れず対応に遅れてしまいます。
それでは前衛の肝心な役割が果たせません。
最初にお伝えしたように、前衛が動けるかで展開が変わります。
動くためには、見るところはペアやボールではなく『相手』
相手を意識することで自分の動き方が分かってきます。
基本ペアを見ない理由
試合中にペアを見ていると前衛の役割である正しいポジショニングができなくなります。
ペアを見ないと今どこにいるのか、ボールをどう打ったのか分からなくて不安だと思っている方。
大丈夫です!ペアを見なくてもちゃんと状況を把握する方法はあります。
ペアを見ると相手が見えず対応が遅れる
ペアを見ていると、相手が次にどう来るかを見れないので自分が動けなくなってしまいます。
ラリーの中でもしペアを見ていたら完全に対応に遅れてしまい攻めも守りもできなくなります。
だからペアを見ないんです!
では、どうしたらいいのか次で解説していきます。
足音で位置が分かる
わざわざ振り向いてペアの動きを確認しなくても、足音をよく聞いてください。
足音で自分の左右どちらにいるのか、後ろに下がったのか分かります。
相手は後ろを見ているあなたを見て、チャンスだと思っています。
だから後ろはなるべく振り向かないようにしましょう。
ボールを打った音でどんな球か分かる
前衛にいると基本ペアの後衛は見えません。
だからこそ、しっかりペアの打った音を聞いて判断し、予測することが大切になってきます。
例えば、サーブで高い音がするとスピンやスライスサーブのような回転系のサーブの確率が高いです。
低い音は、ボールがしっかりとラケットにあたったフラットサーブが多いと思います。
音でいいサーブだと思ったらネットに詰めることもできます。
サーブ以外でも普段からペアの打つ音を聞いていると、今日の調子が分かったり、この音はスライスかなと分かって動けるようになります。
そのためにもまず、音をよく聞いてください。
相手を見ることで分かること
相手を意識して見ることが大切だとお伝えしてきました。
ダブルスにおいて相手の情報収集して、対応していきます。
では具体的に相手のどこを見ることで、自分の次の動きが分かるのか解説します。
後衛を見るポイント
後衛を見るポイントは3つあります。
後衛をよく見ることで攻めのタイミングが分かるようになります。
どこに打つのか
ペアが打ったボールがサイド寄りに入ったときは、ストレートを打ってくる可能性もあるのでポジションをサイドにします。
ペアが打ったボールがセンター寄りのときは、センターからストレートを打つのは難しいのでポジションをセンターにします。
相手の後衛は相手のコートでボールがバウンドしてからどこに打とうとしてるかを見ることが多いです。
速く動きすぎるとバレてしまうので、ギリギリまで相手を見て動きましょう。
この駆け引きが結構大切です。
相手の体勢からチャンスはくるか
ペアが打ったサーブを相手がリターンするときや、相手の後衛が打つときは左右に動いて相手にプレッシャーをかけます。
この場合、相手後衛が打つ前にネット寄りにポジションを移します。
ネット寄りに移動すると相手の後衛から見るとセンターなどに打ちにくくなり、プレッシャーをかけやすくなり、自分のボレーもなるべくネットに詰めて打ちやすくなります。
自分のペアのナイスボールで相手からチャンスボールが来る可能性が高い時はここぞとばかりにプレッシャーをかけましょう。
また相手がスライスで打つ時はポーチのチャンスとなることがある為、しっかりと見極めましょう。
相手の目線はどこを見ているか
相手後衛がボールに集中している時は、こちらの動きを見れなくなっています。
そんな時はすかさずポーチで攻めましょう。
相手が打つ瞬間に出ることが大事です!
その時を狙っていきましょう。
例えば低い球をスライスを打つ時は目線が下がりやすいのでチャンスになりやすい。
ポーチに出て抜かれてしまったら相手が上手かっただけだと思いましょう。
こう思えるマインドもテニスにおいて大切です。
前衛を見るポイント
前衛を見るポイントは、2つあります。
相手前衛とボールの場所を見て素早く判断し、動くことがとても大切になってきます。
自分のペアが打つとき
自分のペアを見なくても、相手前衛の動きでコースが分かります。
ペアが打つ時は、相手前衛は攻めに出てくる形になります。
相手前衛が攻めのポジションにくるのか、ポーチに出てこなかったら、相手後衛にボールがいくのでこちらが前に詰めて攻めのポジションをとりましょう。
相手の前衛がポーチに出る可能性がある時
相手前衛がポーチに出ようとしたら、ポーチを警戒してポジションはまだ詰めません。
相手前衛の攻撃に対して守れるようサービスライン付近に下がりましょう。
この時ペアが打ったあと、すぐ攻めのポジションに切り替えられるようにしないといけません。
相手前衛がポーチに出なかったらこちらがすぐ出られるようにしましょう。
この前後のポジションとりで攻めと守りのオンオフをしっかりとすることが大切です。
見るタイミングの流れ
①自分のペアが打つ時は相手の前衛を見る
②相手の前衛がポーチに出ないなら、相手後衛とボールを見ながらポジションをとる
③相手の後衛が打つところを見て、必要に応じてポーチ
④ポーチに出れず自分の後衛にボールが行くなら相手の前衛を見る
①から④を繰り返すことで相手を見る力がつきます。
相手を見る力がつくとダブルスの試合全体の動きを見ることに繋がります。
まとめ
ダブルスの試合で見るべきところは相手。
ペアを見ると、相手が見えず対応が遅れるので、基本ペアは見ない。
ペアを見なくても、足音でどこにいるか分かる。
ペアの打った音をよく聞き、どんな球かを判断し、次のシナリオを予測する。
ペアが打つときは相手前衛を見る。
相手の前衛がポーチに出ないなら、相手の後衛とボールを見ながらポジションをとる。
後衛を見るポイントはどこに打つか、攻めるチャンスはあるか、目線はボールを見ているかを確認する。
相手の後衛が打つところを見て必要に応じてポーチで攻める。
前衛を見るポイントは、相手のポーチにいち早く対応できるようペアが打つときと、相手がポーチに出たときを見て守る。
ポーチに出れず自分の後衛にボールが行くなら相手の前衛を見る。
以上のことを実践して、普段の練習から相手を見ることを意識することでダブルスの動きも見る力がつきます。
そして見る力を鍛えることで相手の苦手や癖も見抜くことができるようになります。
これであなたもダブルスのレベルアップができますよ!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ダブルスの動きや戦術、場面ごとにどの動きがベターなのかを勉強するにはこちらの本がおすすめです。
○、△、×で場面ごとにどの対応がベターかを学びやすいです。
実際の試合はそれを踏まえて、状況に合わせたプレーをしましょう。
こちらの本はAmazonのKindle Unlimitedの読み放題対象となっています。
30日無料のKindle Unlimitedはこちらから龍村マサのSNSはこちらから↓