週1・90分で成果出す!テニス効率練習メニューの組み方

週1・90分で成果出す!テニス効率練習メニューの組み方

社会人やパパママは「週1回、90分しか練習できない…」と悩むことが多いです。
限られた時間でも効率的に組み立てれば確実に上達できます。
筆者は週1練習でも市民大会A級で優勝した経験があります。
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週1・90分を有効活用する考え方

短い時間で成果を出すには「目的」と「時間配分」が重要です。
ダラダラ打つよりも、テーマを決めて集中する方が上達につながります。
特に社会人は疲労や時間制約があるため、効率練習が欠かせません。

効率練習メニュー例:ウォームアップからクールダウンまで(目的つき)

0〜15分:ウォームアップ(神経を起こし、ケガを防ぐ)

目的:体温・関節可動域・反応速度を上げ、最初の10球のミスを減らす。
狙い(Why):短時間練習では立ち上がりの質が全体の出来を左右するため。
方法(How):コート脇で1〜2分ジョグ→動的ストレッチ(股関節・肩)→ミニラリー(サービスライン内、弾道は膝〜腰)。
到達ライン:心拍120前後に上げる/最初のラリーで連続10球以上つなぐ。
※ 到達ラインはあくまで目安です。あなたに合った基準を探しましょう。

15〜45分:ストローク基礎(入れるだけ→狙って入れるへ)

目的:安定軌道と深さの再現性を作る。
狙い(Why):週1回しか練習できない方の多くは「当日だけの当たり」に頼りがち。深さの再現性が試合の先ミス防止になる。
方法(How):前半15分=クロスのみでラリー、厚い当たりでベースライン先50cmを狙う。後半15分=制約ドリル(例:3球目は必ず逆クロス、4球目で前進)。
到達ライン:ラリー20球中、深いボール(サービスラインを越える)が12球以上。アウトよりネットミスを少なく。
※ 数値は参考ライン。無理に合わせず、自分の体力や経験に応じて調整してください。

45〜75分:サーブ&リターン(ポイントの“起点”を磨く)

目的:サーブIN率とリターンIN率を底上げし、序盤失点を削る。
狙い(Why):全ポイントはサーブかリターンで始まる。ここが整うと試合のストレスが激減する。
方法(How):サーブ15分=1stはセンター/2ndはボディ固定で場所を絞る。リズム一定(トス→一拍→ヒット)。リターン15分=スプリット→短いテイクバック→深く中央へ返す“安全運転”。
到達ライン:1stサーブ50〜60%、ダブルフォルトはセット内で2回以内。リターンIN率70%以上(深さはセンターへ)。
※ あくまで基準値です。自分の成長度合いに合わせて設定しましょう。

75〜90分:ミニゲーム(意思決定の転移を起こす)

目的:練習→試合への“転移”を作る。ショット単体ではなく配球と選択を磨く。
狙い(Why):技術は練習、勝ちは意思決定。制約付きで判断の質を上げると短時間でも成果が出やすい。
方法(How):7点先取のショートセット。ルール例1:「2ndサーブのみ」→ラリー率UP。ルール例2:「バック側へ3球続いたら前進」→前後の判断練。
到達ライン:凡ミスが先に出る割合を半分以下へ。リターン後3球目までのエラーを減らす。
※ 自分にとって「成功体験」と思える基準を作り、それを更新していきましょう。

限られた時間で効果を出すコツ

  • 毎回の練習で1つだけテーマを決める
  • ラリーは球出しより実戦形式を重視
  • 練習中の雑談や待ち時間を最小化

集中力を維持する工夫が、短時間練習のカギです。
モチベーションの維持法も参考になります。

定期的に見直すべきポイント

  • 練習後に「できたこと/できなかったこと」を1行メモ
  • スマホで動画撮影し、自分の動きを確認
  • 月1回は練習メニューを見直す

この習慣で上達スピードが変わります。
ケガ予防の工夫も取り入れましょう。

スクール受講者向け:レッスンを最大活用する質問術

週1でスクールに通う人は、レッスン前に「今日は何を直したいか」をメモしておきましょう。
コーチに質問すると、受け身の練習から能動的な練習に変わります。

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まとめ

今日の1アクション:「15分ウォームアップ→30分ストローク→30分サーブ&リターン→15分試合形式」と紙に書き出して次の練習で試す。
継続すれば、週1練習でも「試合で勝てる実力」がついていきます。
到達ラインはあくまで参考。大事なのは“続けやすい自分なりの基準”を探すことです。

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