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テニスの試合でことごとく負けてしまう…
シコラーは逃げなんじゃないか…
試合でラリーを続けるが、最後に打ちこまれて点を取られるという悔しい展開があります。
ただつなげるだけだといつかはその壁に当たってしまいます。
その壁を越えるためにただラリーを続けるのではなく、しっかりと戦略を立てればシコラーとしてレベルアップしましょう。
私自身シコラーとして15年以上プレーしてきたので、この経験がシコラーとしてレベルアップしたいあなたのお力になれれば幸いです。
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ミスをしないことに特化する
まずはじめにシコラーは
「逃げている」のではなく、
「相手よりも１球多くコートに入れる」ことに特化しています。
そうするには、まずミスしないこと！！
これに尽きます。
ミスしないことに特化しているのが強みなのです。
ミスをしないプレーを徹底的に心がけます。
そうすれば必ずポイントをとれます。
でもミスしてはいけないと意識しすぎると、フォームが縮こまり、浅いショットになってしまいます。
こうなると相手にとってチャンスボールになってしまいます。
そうならないためにもショットの深さが重要になってきます。
ラリーはネットを意識する
ミスをせず深いショットを打つ為に意識することは、ネットのどれくらい上を通すかを考えることです。
ここを意識することでネットミスは減り、深さのコントロールがしやすくなります。
ネットした時点でミス
ネットミスをしたらその時点でポイントを失い、相手に何もしないでポイントを与えてしまうことになります。
なのでネットミスは絶対しないようにすることが大事。
そのためには日頃の練習でネットミスした時の原因を知ることです。
ラケットの面の向き、ボールの勢い、回転量、ネットからどれ位の高さを狙ったか？
何が原因なのか追究して改善します。
ラケットしっかり振るためにも初めはアウトしても気にせず飛ばしてから、徐々に収まるように意識していけばいいです。
必ずネットを越す
ネットさえ越せばその後何かが起きます。
ネットしたらその時点でミス。
だから必ずネットを越えなければいけません。
ネットミスが多い人は、低い弾道でラリーをしていることが原因が多い。
ボールの弾道イメージを少し高く変えて見て下さい。
そうすると多少コントロールをミスしてもネットになる確率は低くなります。
このようにネットを意識することで安定したラリーと深さのコントロールにつながります。
シコラーとしてまずは安定したラリーができるようになることが基本です。
ラリーが安定してきたら次はラリーのテンポを意識することへステップアップ！
サーブはしっかり打つ
サーブもしっかり意識することで試合の流れが変わってきます。
安定したラリーができるようになったら、サーブも意識していきましょう。
サーブは入れるだけと思わない
「どうせシコるからサーブは入れておこう」ぐらいの気持ちで挑んでいるあなた。
それでは強いシコラーにはなれません。
ストローク勝負だからついサーブを緩めがちですが、サーブは試合の中で有利になれる大切なショットです。
なので試合の状況、確率をみて、打てる時は攻めのサーブをしっかり打ちましょう。
サーブが強いシコラーは嫌がられる
シコラーはサーブも攻めてこないと思われがち。
相手のそこをついてバシッとサーブで攻めてみて下さい。
相手は、この選手はシコいから攻撃してこないなと思って油断しています。
サーブが強いシコラーはあまりいないので嫌がられます。
相手が嫌がることをしてなんぼです。
そして相手により焦りを与えることができ、ミスを誘うことができます。
どんどん相手を追い込みましょう。
相手をどうミスさせるか全力で考える
シコラーがただつなげるからワンランクアップする為に最も考えるべきポイント。
いかに相手にミスさせる展開をつくり、ゲームをコントロールできるかが大切になってきます。
苦手を攻める
上級者のシコラーになる為に、ただつなげるだけではなく＋をしましょう。
つなげるだけだと、相手のレベルが上がるにつれて厳しくなります。
そのためには、相手の苦手を見つけて狙います！
「低い打点はどうか？」
「高い打点は叩けるか？」
「ロブをライジングで打つか？それとも下がって打つか？」
相手の苦手を見つけたらプレッシャーをかけていきます。
球種や回転量で相手のミスを誘います。
決して相手のミスを待つだけではだめです。
そして、必要な時はバコりましょう。
ミートさせない
相手にミスをさせるには、相手のミート率を下げましょう。
相手が安定して打てないようにします。
そのためには、スピンやスライスで回転をしっかりかける、スライスに横回転を加えたりするなど打ちにくいボールを打ちましょう。
タイミングをずらす
ラリーのリズムがずっと同じだと相手は楽です。
スライス・ロブ・速度・緩急を上手に使ってテンポを変えることで、タイミングをずらしましょう。
スライス・ロブを使うことで自分の時間を作れる、相手のテンポを変えられる、低い打点、高い打点で打たせられます。
ボールだけでなく、コースも変えてみてください。
ラリーのリズムやボールの軌道を色々変えることで、相手のミスを引き出すことができます。
スピン・スライスを活用する
試合では、色々なショットを打ってポイントを取っていきましょう。
そのためには、スピンやスライスはとても重要なショットです。
どのように使い分けていくか解説していきます。
スピンロブでラリーを続ける
自分のストロークを安定させる為にもスピンを打つことは多いと思いです。
でもスピンばかりだと相手も慣れて打ち込まれることも・・・
スピンをかけたらアウトは減るが、コントロールが上手くいかない時は球が浅くなりがちです。
スピンが打てる中級者は、スピンロブを深く高く打つのも一つの手です。
そうすると、相手が下がって打てば攻められないし、ジャンプして打ってきたら…
打ってきたボールを延々スピンロブでシコりましょう！
相手はどんどん消耗していきますよ。
夏場は特に有効です。
また、相手に下がって打たせて、相手の目が離れたタイミングで前に出てボレー！！
ストロークで粘ることが得意なシコラーが、前に出てネットプレーで攻めの姿勢を見せることで相手にプレッシャーを与えて、ミスを誘うことにも繋がります。
スライスは打ち込まれにくい
スライスで低い打点で打たせたら打ち込まれにくいです。
スピンでシコッたら叩かれていたけど、スライスにすると叩かれないという事はあります。
スライスも状況によって使い分けましょう。
「攻めたい時」は低い弾道で低くすべるスライス
「守りたい時」は高めの弾道で自分の時間を作るスライス
使い分けをしてゲームをコントロールしましょう！
足がつらないよう万全の対策をして試合に挑む
足はシコラーの命です！そして体力勝負です。
テニスで足がつる主な原因は、発汗によってナトリウムやカリウム等のミネラルが不足したとき、過度の緊張により筋肉が硬直したとき、筋肉が過度に疲労したときが挙げられます。
シコラーは毎回長期戦です！相手より先にバテてしまっては話になりません。
全力で長く走れるようにしっかりと対策をしましょう。
・吸収のいいドリンクを飲む
・必要なら漢方薬で対策
・足を冷やさないようにする
・ご飯はしっかり食べておく
・前日は早く寝て睡眠もしっかりとる
長期戦に耐えられるよう自分に合った対策をしましょう！
私はOSー1や68番の漢方薬をよく準備しています。
まとめ
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
勝てるシコラーになるためには、
・相手より１球多くコートに入れることを意識し、ミスをしない事に特化する
・ネットミスをしないようネットを意識する
・確率をみて打てる時は、攻めのサーブを打つ
・相手の苦手を見つけ、相手がミスするよう戦略を立てる。必要な時はバコる
・状況によってスピンとスライスを使い分けて打ち込まれないようにする
・足がつらず、全力で走れるように万全の対策をする
今回はこの６つの戦術を紹介しました。
シコラーは決して相手がミスするのをただ待って、粘るだけではありません。
この６つを実践して、シコラーとしてレベルアップしましょう！
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